萬歳酒造 は、現在準備中です。
わたしたちについて
萬蔵酒造
まんざいしゅぞう
萬歳酒造株式会社は、大正10年(1921年)に創業した岡山市最古の酒蔵です。
昭和26年6月の岡山空襲により戦火に包まれましたが、奇跡的に1つ残った蔵を現在も酒蔵の心臓部である「仕込み蔵」として活用しています。
創業時の時代背景もあり、飲めば晴れる「さつき晴れ」のような酒を目指す創業者の心意気を伝承しています。
岡山市きっての名水の湧く地であること

岡山市の中心部。萬歳酒蔵は、閑静な旭本町の一角に蔵を構える。
旭川の土手に面した、それほど間口の広くない入口を入ると、東西に敷地が延び、そこに並んで建つ横板張りの木造の蔵が、戦後間もない頃の建物であることを物語る。
倉敷市玉島黒崎で、みりんと焼酎の醸造をしている本家が、この地が岡山市きっての名水の湧く地であることを知り、酒造りを始めたのが大正十年のこと。
ここの蔵の水は特にええと評判

当時、この付近では「井戸のある家はみんな造り酒屋を営んでいた」と言われるほど酒蔵がひしめき合っていたという。
ここからわずかに南下した州崎辺りは葦が生え、東の浜ではレンコンが栽培されていた。
現在、蔵を任されている本家三代目当主の甥にあたる藤澤兄弟は、戦前からこの地に住む古老から「ここの蔵の水は特にええと評判で、近所の者みんなが汲みに来とった」と、よく聞かされてきた。
出来上がった酒は好評で、地元はもちろん、灘をはじめ、関東や北陸、東北地方にまでトラックで運搬。酒を運ぶ専門のトラック業者があったほど、日本酒の需要は高かった。
酒は過保護にするとダメ!素直に造ると、さっと上がったいい酒になる

「食べて美味しい岡山米。その技で作った酒米で醸した酒も旨いはず!」というのが、酒造りをしている藤澤英二氏の持論で、いずれも県産米である。
藤澤氏は言う。
「酒は過保護にするとダメ!素直に造ると、さっと上がったいい酒になる。」
代表銘柄の「清酒さつき心」は、その名の通り、新芽が吹くころの五月晴れのような、さわやかな酒である。
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萬歳酒造株式会社会社
【住所】 〒700-0865 岡山県岡山市北区旭本町1-38
【TEL】 086-222-3836