わたしたちについて
萬歳酒造
まんざいしゅぞう
岡山市の中心市街地よりやや南下した旭本町にて1921年(大正10年)より酒造りを行っております。
隣接した二日市公園は、古くは旧備前藩の米蔵跡(一歩蔵)として活用されました。また、当時の物流の拠点は当蔵から近い京橋でした。
その時代の運送の主力は船ということもあり、高瀬舟や廻船問屋にてお酒等が輸送されていました。現在の京橋跡地は、当時を偲び京橋朝市が盛大に行われています。
魚市場もございましたので、現在は住宅地が多くなりましたが古くから食品卸業者や加工業者等が営んできた土地柄です。
昭和20年の岡山空襲により戦火に包まれましたが、奇跡的に残った蔵を造り酒屋の心臓部「仕込み蔵」として活用していますので当時を偲ぶ事ができます。
1896年(明治29年)、岡山県玉島市(備中杜氏発祥の地)にて初代 藤左衛門が本みりん醸造所として産声をあげました。
そこで、麹(こうじ)の扱いを学んだ2代目 藤左衛門が、1921年に現在の地で酒造りをスタートさせるのが当蔵のルーツとなります。
代表銘柄の【さつき心】は、創業時の時代背景もあり「飲めば心晴れる五月晴れのような酒を目指す」創業者の心意気を伝承しています。
岡山の気候風土と酒造り
岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほどの「豊かな日照量」、瀨戸内海沿岸特有の「温暖な気候」、三大一級河川がもたらす「肥沃な大地」という恵まれた気候条件を備えています。
万葉集には、岡山の酒を指して「吉備の酒」として詠まれていることが知られています。
岡山県は、古くから酒造りが行われてきた地域で、豊かな水と米と人に恵まれた環境で造られ、現在もその伝統を守りながら酒造りが続けられています。
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ACCESS
萬歳酒造株式会社
【住所】 〒700-0865 岡山県岡山市北区旭本町1-38
【TEL】 086-222-3836