わたしたちのこだわり
ふるさとの米・水・人で醸すこと
私達の日々の生活は、大自然の恩恵により成り立っています。空気・水・日光など生きていくうえで欠かせない物に感謝し、
その恩恵を色濃く受けた産物を大切にする。
ふるさとの米・水・人で醸すことが地酒本来の姿と考え醸造しております。
原料米は、創業時より岡山県産米100%を使用。仕込水は岡山三大一級河川のひとつ旭川水系の伏流水を用い、岡山県発祥の
備中杜氏伝統の技と瀨戸内の気候風土にて醸し続けています。
地元岡山の恵みを活かした酒造り

地域文化との結びつきも大切にしており、江戸時代より現存する岡山城主ゆかりの日本遺産認定の農地【井田】での収穫米で醸した
日本酒「備前井田」を商品化するなど、地元の歴史や伝統を伝える活動にも力を入れています。
雄町米とは

「雄町」は、1859年に農家が発見した酒造好適米で、生産量の約9割を岡山県産が占めています。
栽培が難しいことから一時は生産量が激減し‘幻の米’と呼ばれるようになりましたが、酒蔵の根強い要望により再び生産量が回復し、近年では広く全国の酒蔵に愛用されるようになりました。
また、「雄町」は、現在広く普及している酒米「山田錦」や「五百万石」のルーツとなった品種です。
朝日米とは

古くからお米に詳しい人達の間では「西の旭(あさひ)、東の亀の尾(かめのお)」という言葉があります。
明治時代には、西日本では「旭」、東日本では「亀の尾」が、味の良い品種として広く作付けされていました。そしてこの2種を親にして、ほとんどの後継種が作られるようになっていきます。岡山県では、旭を純系選抜して「朝日」として確立。
朝日米は、人工交配していない希少な在来種であり、法律により岡山県でその地位が保護されている【必須銘柄登録米】に指定。他県で生産された朝日米は違法となるなど岡山米の代表格となります。